チェルシー、オリーズとの個人合意に近づく… 対抗馬のシティはパケタ獲得に集中

[写真:Getty Images]

チェルシーはクリスタル・パレスのU-21フランス代表MFマイケル・オリーズ(21)の獲得も進めているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

2021年7 月にレディングからパレスへと移籍したオリーズ。正確な左足のキックやドリブルを武器とするこのウインガーは、プレミアリーグ2年目となる昨シーズンは37試合に出場し2ゴール11アシストの成績を残していた。

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は新加入のフランス代表FWクリストファー・エンクンクが今月初めにヒザを負傷したことを受け、オリーズを確保したいと考えているとのこと。ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)とサウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)の獲得も目指しているが、オリーズとは個人合意に近づいており、約4500万ポンド(約82億8000万円)での獲得を希望しているという。

ただ、イギリス『フットボール・ロンドン』によればオリーズにはマンチェスター・シティも関心を寄せており、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズがサウジアラビアのアル・アハリへと移籍したため、その穴埋めとしてオリーズに興味を示していると考えられているが、現在はウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタ(25)の獲得に集中しているとのことだ。

チェルシーは一歩リードしている形だが、このままパレスとクラブ間合意に達することができるのか。ここに来て、一気に新加入選手が増えることになりそうだ。

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