立山町白岩の正恩寺で13日夜、「竹あかりの夕べ」が行われ、手作りの竹灯籠が豪雨被害からの復旧に励む地域住民らを癒やした。
寺の本堂に、発光ダイオード(LED)のライトを入れた竹灯籠約250本が並べられた。来場者は幻想的な光に見入ったり、写真撮影したりして楽しんだ。
竹灯籠は、寺の若坊守である松岩由紀子さんが制作した。県内で伐採された竹を活用。10センチ~1メートルほどに切った竹に、ドリルで穴を空け、花や川などをイメージした模様を施した。
松岩さんは3年ほど前から竹灯籠を作り始め、昨年夏、寺で展示した。白岩地区で発生した豪雨災害を受け、住民を元気付けようと、今年も開催した。