香港警務処国家安全処は８月１０日、再び違法な乱港分子を摘発する行動を取り、１０人を逮捕した。１１日付香港各紙によると、国家安全処は男性４人、女性６人を逮捕。年齢は２６～４３歳。容疑は香港版国家安全法第２９条「外国または域外勢力と結託して国家の安全を脅かした罪」と暴動扇動。警察の捜査によると、逮捕者は「６１２人道支援基金」で各種の海外組織から募金を受け付け、それを海外逃亡者への支援または香港への制裁を推進する組織に金銭的支援を提供していた。一部の逮捕者は６１２人道支援基金の元職員で、香港天主教の正義と平等委員会の元幹事が含まれていた。元幹事は２００７年に皇后フェリーターミナルの保存、反高速鉄道、反国民教育などの社会運動に参加してきた。
