デパイのゴラッソなどでグラナダを下したアトレティコが白星発進を飾る!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ開幕節でグラナダと対戦し3-1で勝利した。

今夏のプレシーズンマッチを2勝2分けで終えたアトレティコ。新シーズンの開幕となる一戦に向けては、守護神オブラクやコケ、カラスコら主力に加え、新戦力のアスピリクエタを先発で起用。2トップはグリーズマンとモラタのコンビとなった。

昇格組のグラナダに対し、アトレティコは立ち上がりの5分に決定機を迎える。右サイドを持ち上がったM・ジョレンテの横パスをバイタルエリアで受けたデ・パウルがワンタッチで縦につけると、ボックス右深くまで駆け上がったグリーズマンの折り返しをモラタが合わせたが、シュートはGKフェレイラに防がれた。

幸先良く決定機を作ったアトレティコだったが、直後の6分にアクシデント。プレーの途中でピッチに座り込んだコケが交代を要求すると、そのまま歩いてピッチを後に。バリオスが緊急投入された。

不運な形で交代カードを切ったアトレティコだったが、18分にセットプレーからチャンスを創出。ボックス右横で獲得したFKからグリーズマンがグラウンダーのパスを送ると、ボックス中央でフリーのデ・パウルがシュートを放ったが、これは枠の上に大きく外した。

ハーフタイムにかけても膠着状態が続いたが、アトレティコが前半終了間際にスコアを動かす。前半アディショナルタイム4分、右CKの二次攻撃からアスピリクエタがゴール前へロングボールを供給すると、DFバジェホにディフレクトしたこぼれ球を拾ったモラタがゴール左へシュートを突き刺した。

1-0で迎えた後半、先にスコアを動かしたのはグラナダだった。62分、自陣ボックス付近でカラスコがボールをロストすると、ボックス右から侵入したビジャールの折り返しをゴール前のサムに流し込まれた。

追いつかれたアトレティコだったが67分、バイタルエリア中央左手前でパスを受けた途中出場のデパイが右足一閃。相手GKから外に逃げる軌道の強烈なミドルシュートはそのままゴール右に突き刺さった。

デパイのゴラッソで勝ち越しに成功したアトレティコは、試合終了間際にもM・ジョレンテがゴールネットを揺らし、試合を決定づける3点目を奪取。結局、試合はそのまま3-1でタイムアップを迎え、アトレティコが開幕白星スタートを飾った。

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