リヴァプールの補強プランに黄信号。ラヴィアがチェルシー行きを希望

写真:去就に注目の集まるラヴィア ©Getty Images

サウサンプトンに所属するベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得を巡り、リヴァプールがクラブ間合意に達したようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

報道によると、リヴァプールはラヴィアに対して総額6000万ポンド(約108億円)のオファーを提示し、サウサンプトンがこれを受諾したという。

しかしながら、ラヴィア本人は同じく自身に興味を示しているチェルシーへの移籍を望んでいるとの情報がある。チェルシーとサウサンプトンはクラブ間合意には至っておらず、先週チェルシーが提示した4800万ポンドのオファーは断られたばかりだ。

リヴァプールはブライトンに所属していたエクアドル代表MFモイセス・カイセドを巡るチェルシーとの獲得レースですでに敗れている中、ラヴィアを巡っても選手本人の意向により破談に終わる可能性が出てきている。イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンやブラジル代表MFファビーニョなど、長らくチームを支えた選手が退団する今夏、中盤の選手の確保は未だ優先事項だと言える。

ラヴィアはサウサンプトンとの契約を4年間残しているが、クラブの降格に伴い退団の可能性が高まっている。

果たして19歳のヤングスターはどこに新天地を求めるのか。今後の展開に注目が集まる。

© 株式会社SPOTV JAPAN