テン・ハグ、苦しみながらの白星スタートに「もっと良いプレーができる。だが、この勝利にとても満足」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が白星発進を喜んだ。

テン・ハグ体制2年目の今季が幕開けのユナイテッドは14日のプレミアリーグ開幕節でウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ち、1-0で勝利。開幕直前にフレン・ロペテギ監督の辞任で揺れた相手に苦しめれる展開だったが、ラファエル・ヴァランのヘッドでこじ開け、虎の子の1点で逃げ切った。

イギリス『BBC』によると、試合後の指揮官も戦いぶりを改善すべきと感じているようだが、白星スタートという結果に満足感を示している。

「もっとうまくやれる。もっと良いプレーができる。だが、この勝利にとても満足している」

「相手はダイナミックだったし、我々もそうでなければならなかった。勝ち点のためにも戦う必要があったんだ」

「プレミアリーグに簡単な試合なんてない。彼らはタフなチームであり、本当によくやった。どの試合も戦わないとね」

「次の試合ではもっとボールを持てるようにしたい」

また、試合終了間際にVAR関与の際どいチャレンジもあったが、要所で好守を連発したデビューのアンドレ・オナナにもコメントしている。

「彼はとても見事なセーブをしてくれた。非常に落ち着き、とても良いデビューだったよ」

「相手がボールに触れた後に飛び込んだわけだから、審判の判断に委ねられるところだったが、幸運にもPKではなかった」

「議論になるだろうが、私はPKではなかったと思う」

そして、同じくデビューのメイソン・マウントにも「良いプレーだった。期待通りだ。試合のなかで良いレベルのプレーをしてくれた」と評した。

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