8月14日にチェルシーへの移籍が決定したエクアドル代表MFモイセス・カイセド。彼の放出により、ブライトンは英国史上最高額の移籍金を手にすることになった。
ブライトンは近年、このカイセド以外にも高額取引を何度も成立させており、イタリアのスポーツメディア『カルチョメルカートドットコム』がその上位10人を紹介している。イタリアのサイトであるため、金額はポンドではなくユーロ換算となっている。ランキングは以下のとおり。
1位 モイセス・カイセド(→チェルシー/2023年):1億3300万ユーロ(約211億2170万円)
2位 マルク・ククレジャ(→チェルシー/2022年):6530万ユーロ(約103億7030万円)
3位 ベン・ホワイト(→アーセナル/2021年):5850万ユーロ(約92億9040万円)
4位 アレクシス・マクアリスター(→リヴァプール/2023年):4200万ユーロ(約66億7000万円)
5位 イヴ・ビスマ(→トッテナム/2022年):2920万ユーロ(約46億3730万円)
6位 レアンドロ・トロサール(→アーセナル/2023年1月):2400万ユーロ(約38億1140万円)
7位 ロベルト・サンチェス(→チェルシー/2023年):2300万ユーロ(約36億5260万円)
8位 ダン・バーン(→ニューカッスル/2021年):1500万ユーロ(約23億8170万円)
9位 ニール・モペイ(→エヴァートン/2022年):1180万ユーロ(約18億7400万円)
10位 アントニー・クノッカール(→フラム/2020年):1170万ユーロ(約18億5810万円)
トップ10はいずれも2020年以降で、上位は2022年以降に集中している。また、取引先としてはチェルシーが3人、アーセナルが2人。今夏はマクアリスター、サンチェス、カイセドと昨シーズンの主力3人を売却し、総額1億9800万ユーロ(約311億4430万円)を手にした。
これだけ主力を売却し続けながら、昨シーズンはクラブ史上最高の6位でフィニッシュし、今シーズン開幕戦でも快勝したブライトン。選手の売却で利益を得ながらチーム力も維持するスタイルは今後も継続されそうだ。