キリコ5基海上、勇壮に 穴水・沖波大漁祭り

海上を練るキリコ=15日午前10時10分、穴水町沖波

 穴水町沖波の祭礼「沖波大漁祭り」は15日、同地区で行われ、法被姿の男女約200人に担がれたキリコ5基が4年ぶりに海上を勇壮に練り歩き、海の安全と豊漁を願った。

 前夜遅くまで地区内を巡行したキリコは若衆らに担がれて立戸(たっと)ノ浜に集合、沖波大漁太鼓が打ち鳴らされた後、遠浅の海に繰り出した。「ヤッサイ、ヤッサイ」の掛け声と太鼓や笛、鉦(かね)の音が響く中、海上を乱舞した。

 能登キャンパス構想推進協議会の「能登・祭りの環(わ)」インターンシップ事業で石川県内の大学生約40人が担ぎ手として参加した。

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