コロンビア女子代表DFカラバリに悲劇…実弟が母国で銃撃に遭い死亡…

[写真:Getty Images]

コロンビア女子代表DFジョレリン・カラバリ(26)の実弟が、母国のナイトクラブで銃撃に遭い死亡する悲劇の事件が起きた。

カリ市の地元警察によると、14日未明に市内のナイトクラブでDJとして働いていたパウロ・アンドレス・カラバリ(23)が、銃撃を受けて死亡したことを明かした。

パウロはFIFA女子ワールドカップ2023でコロンビアのベスト8進出に貢献した主力DFジョレリンの実弟。そして、ジョレリンは自身の公式SNSのストーリーを通じて、急逝した弟とのツーショット写真とともに追悼のメッセージを残している。

なお、コロンビアサッカー連盟(FCF)はジョレリンの家族の突然の訃報を受け、声明を発表。ジョレリンらの意向によって、15日に予定されていたコロンビア女子代表のW杯での健闘を称えるイベントを予定通りに実施することを伝えた。

「私たちのプレーヤーであるジョレリン・カラバリとその家族を結びつける痛ましい出来事の後、コロンビアサッカー連盟はこの困難な時期に連帯を表明し、チームメイトとプレーヤー自身の間で共同で採択された決定で、今週火曜日(15日)予定されていた、コロンビア女子代表チームへの敬意を表し、一般に公開されていた当初のスケジュールを維持します」

「ジョレリンは、FCF、プレーヤー、コーチングスタッフからの愛情表現とサポートに感謝し、チームメイトに対して今回のイベント継続を主張しました」

なお、FCFやチームメイトは今回のイベントにジョレリンの参加を希望しているものの、現時点で参加するか否かは決定していない。

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