バイエルンに移籍したイングランド代表FWハリー・ケインの子供がドイツ代表になる可能性が生まれそうだ。イギリス『サン』が伝えている。
毎年のようにトッテナムからの移籍が噂されながらも残留しゴールを量産し続けてきたケイン。しかし、残り1年となった契約を延長しないことを決めると、12日についにバイエルン移籍が決まった。
12日に行われたDFLスーパーカップのRBライプツィヒ戦で早速新天地デビューを飾り、13日には改めて入団会見も実施していたケイン。私生活では近々4人目の子供が生まれる予定で、入団会見で家族や子供についても言及。「数週間後には子供が生まれる予定で、いろいろなことが起こっているけど、家族は僕を全面的にサポートしてくれている」と明かしていた。
めでたいニュースだが、『サン』は「我々にとって最悪の悪夢」とある事実を伝えている。
それは、ケインの妻であるケイトさんがイギリスではなくドイツで出産する可能性があるということ。ケイトさんは7月下旬からミュンヘンを訪れていたようで、家や病院を探していたという。
仮にミュンヘンで出産することになった場合、子供はイングランドとドイツの二重国籍を持つことになり、『サン』は「ケインの新生児はミュンヘンで誕生か?ドイツ代表としてプレーする資格も」とイングランド代表の主将も務めるケインの子供がドイツ代表になってしまうのではないかと心配しているのだ。
ケインとケイトさんの子供が父の背中を追いサッカー選手を目指すかどうかも分からない状況でやや大げさではあるが、十数年後にどんな未来が待っているだろうか。