マグワイアのウェストハム移籍交渉が破談に…ユナイテッドはパヴァールから手を引く見込み…

[写真:Getty Images]

イングランド代表DFハリー・マグワイア(30)のウェストハム移籍の可能性が消滅したようだ。

今夏の移籍市場でディフェンスラインの強化を目指すウェストハムは、デイビッド・モイーズ監督のリクエストを受け、マグワイアの獲得に着手。

先日にイギリス『スカイ・スポーツ』は、ウェストハムとマンチェスター・ユナイテッドが3000万ポンド(約55億4000万円)の移籍金で合意に至ったと報じた。

センターバックの序列低下に加え、キャプテンの座をMFブルーノ・フェルナンデスに譲る形となり、マグワイアは条件次第でハマーズ行きを選択する可能性は高いと思われていた。しかし、以降の個人間の交渉は完全に停滞。

そういった中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、マグワイアの関係者筋からのコメントを引用し、ウェストハムとの交渉が破談に終わったことを伝えている。

「ハリーはウェストハムをリスペクトしているが、個人的な条件で合意には至らなかった」

「ハリーはユナイテッドに定着し続け、クラブを愛しており、プレーする機会がたくさん得られると信じている」

今回の破談後もマグワイアのユナイテッド残留は決定事項とはならないが、残留の可能性が高まったことで、バイエルンから獲得を狙うフランス代表DFバンジャマン・パヴァールら後釜候補の交渉から手を引く可能性が濃厚だ。

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