J2残留争い中の金沢が京都FW木村勇大を期限付き移籍で獲得「必ずチームを残留させる力になります」

[写真:©︎J.LEAGUE]

ツエーゲン金沢は16日、京都サンガF.C.のFW木村勇大(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。

期限付き移籍期間は2024年1月31日まで。京都との公式戦には出場できない。

木村は大阪府出身で、ヴィッセル神戸U-15から大阪桐蔭高校へと進学。関西学院大学を経て、2023年から京都に入団した。

2022年は特別指定選手ながら、明治安田生命J1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場し1得点を記録。今シーズンはJ1で7試合、ルヴァンカップで5試合に出場していた。

木村は両クラブを通じてコメントしている。

◆ツエーゲン金沢

「この度、京都サンガF.C.から加入しました木村勇大です。様々な選択肢をいただいた中で自分にとって1番成長できる環境、そして1番熱く声をかけ続けてくれた金沢でプレーすることに決めました」

「必ずチームを残留させる力になります。残り12節、ファンサポーターの皆さん共に闘いましょう。熱い声援をよろしくお願いします!」

◆京都サンガF.C.

「このたび、ツエーゲン金沢に育成型期限付き移籍することになりました。なかなか思うように行かない日々が続き、苦しい思いをすることがほとんどでしたが、特別指定選手としての期間から京都でプレーをできたことは自分にとって大切な時間でした。入団半年で新しい道を選ぶことになり、その考えを最後は尊重してくれたチームにも感謝しています。必ず本来の自分を取り戻し大きく成長し、これからのサッカー人生を輝かせられるよう覚悟を持って頑張ってきます」

「ファン、サポーターのみなさん、背番号15を着て応援してくださる姿を見れたことが1番自分にとって嬉しかったですし、その期待に応えることができず非常に不甲斐ない気持ちでいっぱいですが、必ず応援してよかったと思えるような大きな選手になれるように頑張ってきます。ありがとうございました!」

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