精神障害者がフットサルで交流 「ソーシャルフットボール」小城市で

ソーシャルフットボール体験交流会でプレーする参加者ら=小城市の小城体育センター

 精神疾患や精神障害のある人たちのフットサル「ソーシャルフットボール」の体験交流会が12日、小城市の小城体育センターで開かれた。県代表チームの選手募集を兼ねており、9人がミニゲームなどで汗を流した。

 2024年4月に全国障害者スポーツ大会(SAGA2024)のオープン競技として開く第5回ソーシャルフットボール全国大会に向け、県代表メンバーを目指す選手を募る目的も兼ねて開いた。

 サガン・ドリームス営業本部の井上裕介さんが指導に当たった。いぬお病院(鳥栖市)の通所者チーム・AYAKOXのメンバーら9人が参加し、ボールを使ったウオーミングアップの後、ミニゲームでプレーした。鳥栖市の男性(45)は「初めて一緒にプレーする人もいたが、上手で刺激になった。県代表メンバーに選ばれるようもっと練習しなければ」と気持ちを高めていた。

 体験交流会は本年度、毎月開く予定で、次回は9月16日午前10時から、江北町のふれあい交流センターネイブルで行う。対象は県内在住か県内の施設に通所する精神障害のある人で、見学のみも可。問い合わせは、いぬお病院内の県ソーシャルフットボール選抜チーム運営委員会事務局(下條さん、吉田さん)、電話080(7982)9764へ。(古賀真理子)

 

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