なぎなた佐賀東ジュニアが全国大会で快進撃

全国中学生なぎなた大会の団体戦で4位入賞した(右から)徳島愛選手、塘彩矢佳選手、窪田惟乙選手。この大会で塘選手は個人戦優勝も果たした=佐賀市川副町の西川副公民館

 佐賀東ジュニアなぎなたクラブのメンバーが今夏、全国大会で相次いで好成績を残した。6日に東京で開かれた全日本少年少女武道(なぎなた)錬成大会の個人中学2年の部で塘彩矢佳選手と徳島愛選手がそれぞれ優勝と準優勝を果たしたのをはじめ、7月の全国大会でも団体4位に食い込んだ。窪田恵望監督は「きびしい試合が多い中、よく頑張ってくれた」とたたえている。

 7月に栃木県宇都宮市であった全国中学生なぎなた大会の団体戦には82チームが出場した。2年生の徳島選手と塘選手がチームを引っ張り、3年生を中心に編成されたチームを次々と破った。8強入りをかけた試合では1年生の窪田惟乙選手も貴重な白星を挙げるなど奮闘し、団体4位に。徳島・塘組で出場した演技競技でも5位に入賞した。

 さらに塘選手は103人で争った試合競技個人女子の部に出場。準決勝で前回大会覇者を2本勝ちで破ると、いきおいそのままに決勝も1本勝ちを納め、優勝を果たした。塘選手は「試合が進むにつれて足がよく動いてくれた。入賞を目指して練習していたので、それ以上の結果でうれしい」と笑顔を見せていた。(山田宏一郎)

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