チェルシーがラヴィア獲得でサウサンプトンと合意、リバプールとの争奪戦で再び勝利へ

[写真:Getty Images]

チェルシーがベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)の獲得でサウサンプトンと合意したようだ。

19歳ながら昨季はサウサンプトンの主軸として公式戦35試合に出場したラヴィア。クラブがチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したこともあり、今夏の移籍が濃厚とされてきた。

ラヴィアにはリバプールが関心を示し交渉を続けてきたが、サウサンプトンが5000万ポンド(約92億4000万円)の移籍金を譲らなかったこともあり交渉は停滞。その間に、チェルシーも獲得に乗り出していた。

両者が争う中、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーとサウサンプトンがクラブ間合意に至ったとのこと。移籍金はボーナスも含めて総額6000万ポンド(約110億円)に満たない金額になるとのこと。また、すでにラヴィア個人とは合意しており、今週中にメディカルチェックを受ける予定とされている。

チェルシーは14日にブライトン&ホーヴ・アルビオンからエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)を総額1億1500万ポンド(約212億1000万円)で獲得。クラブ間合意に至ったリバプールを出し抜き、獲得に成功していた中、再びリバプールとの争いを制することに。今夏大規模なスカッド刷新を進めるクラブは、中盤に有望な選手を獲得し続けている。

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