カイセド獲得目指すチェルシー、ついにブライトンとクラブ間合意! 移籍金はイギリス史上最高額の約211億円に

[写真:Getty Images]

チェルシーがブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の獲得を決定的なものとしたようだ。『The Athletic』が報じている。

今夏は長きにわたり、カイセドの獲得を目指してきたチェルシー。すでに個人間では合意に達していると言われていた中、リバプールも獲得に乗り出し、ブライトンに1億1000万ポンド(約202億2000万円)というイギリス史上最高額のオファーを提示。10日にクラブ間合意に達したと報じられていた。

ところが、個人合意しているように、カイセド本人がリバプールとの交渉の中でチェルシー行きを望んでいる旨を伝えたとのこと。再び獲得の目が出たチェルシーは、リーズ・ユナイテッドのアメリカ代表MFタイラー・アダムス(24)獲得に向かっていたが、これをストップし、再びカイセド獲得に注力していた。

『The Athletic』によると、チェルシーは総額1億1500万ポンド(約211億1000万円)の移籍金でついにブライトンと合意に達した模様。ベースが1億ポンド(約183億6000万円)、条件達成によって支払われるアドオンの総額が1500万ポンド(約27億5000万円)となるようだが、設けられた条件のうちの半分は簡単に達成できるものとなっているとのことだ。

また、ブライトンはカイセドがチェルシーから移籍する際に利益を得ることができる売却条項も契約に盛り込んでいるとのこと。カイセドは14日中にチェルシーでメディカルチェックを受け、同日中に契約が完了する見込み。契約期間は8年間で、1シーズンの契約延長オプションも付帯するという。

紆余曲折ありながらようやく念願のカイセドを手に入れることができそうなチェルシー。13日に行われたプレミアリーグ開幕節のリバプール戦は1-1のドローで終えていたが、ここからさらに中盤のクオリティが高まりそうだ。

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