マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が記者会見に臨み、プレミアリーグ開幕節のバーンリー戦で負傷したケヴィン・デ・ブライネについて「数カ月間離脱することになるだろう」と語った。イギリス『BBC』電子版が報じている。
デ・ブライネはバーンリー戦に先発出場したものの、右脚のハムストリングを痛めて23分に途中交代。試合後、グアルディオラ監督は「昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で痛めたのと同じ箇所だ」とコメントし、状態が懸念されていた。
今回、改めてデ・ブライネの状況について問われたグアルディオラ監督は、次のように語った。
「彼に手術が必要なのかどうかを見定める必要があるが、数カ月間は離脱することになるだろう。手術に関する決定は今後、数日以内に下される予定だ。いずれにしても3~4カ月間、欠場する可能性がある」
また、グアルディオラ監督はデ・ブライネの離脱について「チームにとって大打撃であり、大きな損失だ」と認め、「ケヴィンには特別な資質がある。1、2試合の欠場は仕方のない部分はあるが、長期間、彼を失うことになるのは本当に厳しい」と断言。
一方で「だが、前を向かなければならない」と語り、他の選手たちに奮起を促した。
「我々には代わりとなれる選手もいる。もちろんケヴィンの技量は特別なものだが、他のスキルを備えた選手もいる。彼らにとってこれはチャンスだ。人生はチャンスが与えられるものだ。ケガ人が出るということは、他の選手にチャンスが巡ってくることを意味する。それを生かしてくれる選手が出てくると確信しているよ」
マンチェスター・シティは現在、ウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得を目指してクラブ間の交渉を続けているが、デ・ブライネの離脱を受け、交渉が加速するかもしれないと『BBC』電子版は報じている。