ワカサギ求め行列 茨城・行方で「夏の漁師直売」

大勢の買い物客でにぎわった会場=行方市玉造甲

茨城県行方市玉造甲の観光物産館「こいこい」で11日、「夏の漁師直売」(市漁業振興協議会主催)が開かれ、霞ケ浦の夏のワカサギ「夏ワカ」などを買い求めようと、大勢の買い物客が並んだ。

夏の開催は久しぶりとあって、生のワカサギやシラウオは開始早々に売り切れた。その後はワカサギのフライやエビのかき揚げ、シラウオのつくだ煮などに数十人ほどの長い行列ができており、揚げたての総菜が次々と売れていた。また、アメリカナマズの中華揚げなどの試食も行われた。

同協議会の伊藤一郎監事(57)は、「天気が心配だったが、晴れてくれて良かった。おいしい霞ケ浦の魚を食べて夏を乗り切ってほしい」と話した。

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