笑顔あふれる凱旋です。夏のインターハイで7年ぶり2度目の優勝を果たしたサッカー女子、藤枝順心高校のメンバーが8月16日、静岡県藤枝市役所などを訪れ、支えてくれた地元の人たちに感謝を伝えました。
【写真を見る】「プレッシャーに打ち勝ち 結果出す後輩たちはすごい」レジェンドOGも祝福 “インハイ女王”藤枝順心イレブンが地元に凱旋
大きな拍手で藤枝市役所に迎えられたのは、藤枝順心高校サッカー部。藤枝順心はこの夏、北海道で開催された全国高校総体女子サッカーに出場し、見事優勝。7年ぶり2度めの快挙を成し遂げました。
藤枝順心で初めて全国制覇を果たしたチームのキャプテン杉山祐香さんは現在、藤枝市役所で働いています。報告会を運営しながら、後輩たちを誇りに感じたといいます。
「何回も優勝しているとプレッシャーも増えていくが、打ち勝って結果を出した後輩たちはすごいと思います」
これから、インターハイとクラブユース選手権の女王が激突する「U‐18女子サッカーファイナルズ」と冬の選手権を制し、目指すは高校女子サッカーの3冠です。チームを引っ張る2人のキャプテンは意気込みを語ります。
「インターハイでは、自分たちらしいサッカーができなくて、苦しい試合が続いたんですけど、ファイナルズや選手権では、内容でも圧倒して、優勝できるよう頑張っていきます」
<藤枝順心高サッカー部 大川和流主将>
「インターハイで、初戦の難しさだったり、全国の難しさっていうのを実感したので、選手権でこれを繰り返さないように、これから普段の練習から、常に意識して練習に励みたいと思いました」