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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相兼財務相は15日、行政都市プトラジャヤで国際投資家グループと面談した。アンワル氏が複数の国際投資家らとマレーシアの投資や事業環境、経済成長などについて話し合うのは、昨年11月の首相兼財務相就任後初となった。同氏が自身のフェイスブックで明らかにした。
面談には、フェイスブックの共同創業者エドゥアルド・サベリン氏や、サベリン氏が共同最高経営責任者(CEO)を務める米国系国際投資会社Bキャピタルのラジ・ガングリー共同CEO、WMパートナーズの創業者アレハンドロ・ワインシュタイン氏、ヨーロピアン・ベンチャー・ファンズの創業者ピーター・カダス氏が参加した。
面談では、技術・イノベーション、再生可能エネルギー、インフラ開発、観光・ホスピタリティー、製造といった主要分野への投資機会について協議。海外直接投資(FDI)の誘致強化に向けた規則や手続き、ガバナンス(統治)などの改善についても話し合った。
アンワル氏は、先月末に発表した経済政策「エコノミ・マダニ」で、官民が協力して成長力を引き上げることが重要で、これにより技術革新が促進され、高度な雇用創出につながると強調している。