埼玉県警西入間署は15日、住居侵入の疑いで、さいたま市西区指扇、柔道整復師の男（33）を逮捕した。
逮捕容疑は昨年9月28日と10月11日の両日、同市南区の20代女性宅に、女性の姿などを撮影する目的で侵入した疑い。
同署によると、14日午後5時半ごろ、同署管内の住民から「近所の家に向けてカメラを設置している男がいる」と110番があった。同署員が駆け付け、カメラを確認し、聞き込みから男が乗っていた車のナンバーが判明。所有者の男に任意同行を求め、スマートフォンを解析したところ、女性宅の室内が写っていた。女性は男が勤務するさいたま市の接骨院の患者で、男が接客したことがあった。同署は何らかの方法で、女性宅の鍵を不正に入手、合鍵を作製、侵入を繰り返し、小型カメラで下着などを撮影していたと見て、捜査している。
男は「女性宅に入って下着などの状況を知りたいと思った」などと供述している。同署は余罪についても捜査している。
