湘南へ期限付き移籍中のFW山下敬大が契約解除でFC東京に復帰、左ヒザの重傷で今季絶望「申し訳ない気持ちでいっぱい」

[写真:©︎J.LEAGUE]

FC東京は17日、湘南ベルマーレに期限付き移籍していたFW山下敬大(27)の復帰を発表した。

両クラブと選手が合意し、契約解除とな復帰するという。

山下は福岡大学から2018年にレノファ山口FCへと入団。ジェフユナイテッド千葉、サガン鳥栖を経て、2022年にFC東京に加入する。

FC東京ではJ1で15試合、リーグカップで5試合、天皇杯で1試合に出場もゴールはなし。今シーズンは湘南に加入も、J1で5試合、YBCルヴァンカップで3試合の出場に留まり、ゴールもなかった。

その山下は左ヒザの半月板損傷の重傷を負い、7月3日に手術。長期離脱となり、今季中のプレー復帰が叶わないことから退団することになったという。

山下は両クラブを通じてコメントしている。

◆湘南ベルマーレ

「先日発表のあった通り左膝の手術をし、復帰まで半年以上かかるためFC東京へ戻ることになりました」

「今季、湘南ベルマーレで活躍したいという想いを強く持っていたので、シーズン途中での離脱、移籍は悔しいですしチームの力に全くなれず申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「ただ、僕は湘南ベルマーレの一員として戦えたことを誇りに思っていますし移籍をしてもそれは変わりません。これからも応援してほしいとは言いませんが、また皆さんとスタジアムで会えることを楽しみにリハビリを頑張ります。必ずパワーアップしてピッチに戻ってきます。半年間という短い間でしたが本当にありがとうございました」

◆FC東京

「このたび、東京に復帰することとなりました。今シーズンに関してはリハビリが中心になると思いますが一日一日を大切に取り組み、身体も心もパワーアップできるように頑張ります」

「僕自身はまた東京ファミリーとして戦えることを嬉しく思っています。東京を愛するみなさんと同様に、僕もチームのためにできることを全力で取り組んでいきます。よろしくお願いします」

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