親子で考える「夏休み親子おかね教室」 ミライon図書館で教室

お金の使い方について考える参加者=大村市、ミライon図書館

 お金の適切な使い方について親子で考える「夏休み親子おかね教室」がこのほど、大村市東本町のミライon図書館であった。
 金銭感覚を養うことなどを目的に、同館と県金融広報委員会が毎年実施。県内の親子連れ10組約30人が参加した。
 同委員会の金融広報アドバイザー、野口宏子さんが講師を務めた。参加者は「ちびまる子ちゃん」が登場するアニメーションを視聴した。まる子が欲しいものを買ってもらえず、小遣いをためるというストーリー。見終わった子どもたちはお金を大切に使うために必要なことを問われ、「無駄遣いしない」「大切なものに使う」などと答えた。
 野口さんは「欲しいものと必要なものは違う。お金には限りがあるので大切に使おう」と呼びかけた。来年の新紙幣発行に関する説明などもあった。

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