酒田、今年10回目の猛暑日 最多に並ぶ

今年10回目の猛暑日となり、蒸し暑い中で果物やお茶で水分補給する子どもたち=酒田市・日和山公園

 16日の県内は高気圧に覆われ、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で各地とも気温が上昇し、酒田で36.2度を観測した。酒田は今年に入って計10回目となる猛暑日となり、山形地方気象台によると、1999年と並び観測史上最多となった。

 ほかの地点の最高気温は酒田市浜中36.3度、鶴岡市鼠ケ関35.5度、東根35.2度で同気象台の22観測点のうち、酒田を含めて4地点が猛暑日となった。山形は34.9度など18地点で30度を超える真夏日となった。

 酒田市では市役所前に展示されている大獅子が、猛暑の日差しを受けて焼けるような光景を見せていた。日和山公園では女の子が冷たいお茶や果物でひとときの涼を感じていた。

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