ドイツ1部のヴェルダー・ブレーメンは7月、2023-24シーズンの新ホームユニフォームを発表した。キットサプライヤーは新たにデンマークのスポーツブランドhummelが担当する。
ブレーメンには今夏、U-22日本代表FW佐藤恵允(さとう けいん)が加入。まずはU-23チーム所属となるが、活躍次第で今季中にトップチームデビューを果たす可能性もある。
Werder Bremen 2023-24 hummel Home
ヴェルダー・ブレーメン 2023-24 hummel ホーム ユニフォーム
23-24新ホームユニフォームはピンストライプをベースに、濃淡グリーンによるツートーンの半々デザインが登場。このクラシカルなデザインはhummelの創業100周年と関係するものだ。
このデザインがファンに大好評で、クラブのオンラインストアでは品切れサイズが続出している。
パンツはホワイト、ソックスはグリーンをそれぞれ採用。パンツ脇のシェブロンラインの入れ方もお洒落で、全体的にレトロでファッショナブルという印象に。
このピンストライプのツートーンは80年代のhummelが生み出した人気デザイン。デンマーク代表が1986年W杯で着用したことから人気に火がつき、欧州各国のチームが使用していた。その同ブランドを象徴するデザインが、創業100周年のタイミングとなる今季の契約チームに採用されている。
前述の通りこの新ユニフォームからサプライヤーをhummelに変更したが、同ブランドとコンビを組むのは今回が初めてではない。1976-78の2シーズンに一度だけパートナーの関係だったことがあり、その時以来の復活となる。
ただし、その前hummel期は必ずしもサポーターにとって良い記憶の残る時代ではないらしい。というのも、その2シーズンのみメインのキットカラーがブルーだったからだ。
この色は当時の胸スポンサー企業「Norda」のコーポレートカラーで、同社側の都合でブルーを使ったという。ちなみにアウェイにはレッド、サードにはホワイトを使用(この2色はどちらもブレーメン市の旗の色)。この2シーズンでグリーンは一切使われていない。
女子チーム用の胸スポンサーは、男子チームの袖スポンサー「Ammer Länder」のロゴマークを掲出する。
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23-24新ユニフォームはクラブ公式オンラインストア他で販売中。
今週末に開幕する2023-24シーズンのドイツ・ブンデスリーガ。ブレーメンはホームでの王者バイエルン・ミュンヘン戦でシーズン初戦を迎える。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!