秋田市の復旧支援へ、県職員を計20人派遣 第1陣5人、出発式

被災地支援で、秋田市に派遣される県職員の出発式=県庁

 7月の大雨で甚大な被害を受けた秋田市の復旧支援に派遣される県職員の出発式が16日、県庁で行われ、第1陣の5人が現地に向かった。今月末まで計20人が、罹災(りさい)証明書の発行に必要となる住宅の被害認定調査に当たる。

 出発式で中川崇県防災くらし安心部長が「一刻も早い再建につなげられるよう頑張ってほしい」と激励した。派遣職員を代表し、県防災危機管理課主査の志鎌良さん(37)が「被災者に寄り添い、一日も早い復興のために尽力する」と決意を述べた。職員5人は同僚に見送られながら車に乗り込み、現地に向けて出発した。

 全国知事会北海道東北ブロックとしての支援で、本県を含む7道県が職員を派遣する。本県は17~31日まで、防災くらし安心部の職員らが4班態勢で現地に入る。

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