体調不良で面会キャンセル…無免許運転の静岡県議 自民が対応協議「議会に説明が必要」(静岡県)

無免許運転が発覚した静岡県清水区選出の中山真珠県議(28)に対し、辞職を求めている県議会の自民党会派が、対応を協議しました。体調不良を理由にキャンセルした県議会議長との面会の見通しはたっていないということです。

2023年4月の県議選で史上最年少で初当選した静岡市清水区選出の中山真珠県議は、8月、静岡市内で違反切符を切られた際、警察官に免許の提示を求められ「無免許運転」が発覚しました。

(中山真珠県議)

「大変申し訳ございませんでした」

会見では自身の進退について「少し考えたい」としながらも、議員を続けていく意向を示していました。

(中山真珠県議)

「辞めることで責任を取るより、今回のことを深く反省し、一層仕事にまい進することで罪を償っていきたい」

その後、中山県議は8月14日に県議会の中沢公彦議長に改めて自身の進退について報告する予定でしたが、体調不良を理由にキャンセルに…8日の会見後は公の場に姿を見せていません。

これをうけ、中山県議に対し辞職を求めている県議会の自民党会派は、17日、対応を協議。辞職勧告決議案を提出する方針をあらためて確認したものの、議会に対する中山県議からの説明を待って、今後の対応を決めるということです。

(自民改革会議 増田享大代表)

「議会への説明が必要。説明がない状況で進めていくことではない。状況推移を見守っていく」

関係者によりますと、中山県議と県議会議長との面会の目途は立っていないということです。

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