広島県内のレギュラーガソリンの平均価格180円を超える 2008年以来の高値

お盆休みを直撃したのが、ガソリン価格の高騰です。今週の県内のレギュラーガソリンの価格は12週連続で値上がりし、180円を超えました。

福山市内のガソリンスタンドです。レギュラーガソリンの価格は今週、1リットルあたり180円になりました。資源エネルギー庁の調査によると、県内の今月14日時点のレギュラーガソリン価格は、180.6円と、先週と比べて90銭値上がりし、12週連続の上昇となりました。180円を超えるのは、2008年以来です。

■トラック運転手

「180円なったら勘弁してくださいよ。いつになったらこれ下がるんじゃろうか。」

■女性

「1000円分だけ入れようと思ったら、5リッターぐらいしか入らなかったので、本当上がってるなっていうのがわかりました。」

なかには、お盆の外出を控えたという人も…。

■女性

「(お盆は)ガソリンが高騰してるのもあって、台風もあったので、お出かけは控えました。税金もいろいろ上がってるから、子ども3人いる家庭には厳しいかなって感じはします。」

原油高や円安に加え、政府がガソリン価格抑制のため石油元売りに支給してきた補助金を段階的に縮小していることが価格高騰の要因だということです。石油情報センターによるとガソリン価格は来週も値上がりする見通しだということです。

【2023年8月17日放送】

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