県都の玄関口、富山駅一帯の利便性を高めるため、ホテルや商業施設が入る「JR富山駅ビル」と駅舎をつなぐ屋根付き通路が設けられることになった。富山ターミナルビル(富山市桜町、水田整社長)とJR西日本金沢支社が今月下旬に着工し、12月末完成予定。
昨年3月に開業したJR富山駅ビルには商業施設「MAROOT(マルート)」と「ホテルヴィスキオ富山」が入る。駅舎と約20メートル離れており、利用者から雨天時の移動に改善を求める声が上がっていた。
屋根付き通路はJR富山駅ビルの駅舎側入り口付近と、駅高架下に入る商業施設「クラルテ」を結ぶ。クラルテ西側にある一般車乗降場を含め、雨にぬれず移動ができるようになる。