夏休みも残り2週間を切りました。夏休み後半になると頭をよぎるのが…宿題ですね。遊びに夢中で宿題を忘れていたお子さん必見!大人の方は童心に帰ってご覧ください。「まだ間に合う!自由研究」!
【写真を見る】夏休みも残りわずか…必見!「まだ間に合う!自由研究」
静岡市駿河区南町の静岡科学館「る・く・る」。夏休みも後半になり、自由研究のテーマを求めてか、たくさんの子どもたちで賑わっていました。
<ワークショップの様子>
「クワガタやカブトムシは何を食べているでしょうか?」「昆虫ゼリー」「木の蜜」「答えは、樹液」
「る・く・る」では夏休み期間中、科学体験を親子で楽しめるワークショップを開催しています。
<井手春希キャスター>
「こちらでは、まだ間に合う自由研究が体験できると聞いたのですが?」
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「きょうは、夏に合わせてカードを昆虫で用意してきた。摩擦の力を勉強することができます」
研究テーマは「登る昆虫おもちゃ」です。用意する材料は昆虫を描いたカード、長さ2mほどのタコ糸、3cm程度のストロー(2本)、そしてタコ糸を結ぶためのリングです。
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「では、裏面にすると「ハ」のような形があります。切ったストローをテープで貼ります」
そのストローに上からタコ糸を通します。
<井手春希キャスター>
「反対側も上から通します」
最後にタコ糸が抜けてしまわないように、糸の先にリングを付けて準備完了です。
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「上にフックがあるので、そこに紐を掛けます」
そして、紐を交互に引っ張ると…
<井手春希キャスター>
「カブトムシが上に上がっていっている」
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「木を登るかのように登っていきます。で、また、まっすぐにするとスーッと戻ってきます。後ろのタコ糸とストローの摩擦の力で登ることができます」
「摩擦の力」とはモノとモノが、擦れあった時に生じる力です。
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「引っ張った時のここの動きに注目して欲しい。引っ張っている方はストローとタコ糸が真っすぐになっています。こちらは真っすぐになっているので摩擦の力が小さくなります」
<井手春希キャスター>
「右側に摩擦が掛かっている?」
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「摩擦力が大きいですね。摩擦の力の差を使って登ることができている」
<井手春希キャスター>
「面白い」
子どもたちも「昆虫おもちゃ」を作りました。
<子ども>
Q.遊んでみてどうだった?
「楽しかった」
Q.何が楽しかった?
「上がるの面白い」
Q.どうして上がるか分かった?
「摩擦。もっと早く上がるように頑張ります」
<井手春希キャスター>
「遊びを使って、子ども達にはどのようなことを学んで欲しい?」
<る・く・る企画担当 藪嵜清香さん>
「る・く・るで体験したことを通じて、また家でも科学を楽しんでもらえたら」