地域の魅力紹介する「門前日誌」、第弐巻を発行 テーマは「くらしのあと」 日光

冊子を手にする高橋さん

 【日光】世界遺産「日光の社寺」門前町周辺で活動するNPO法人「日光門前まちづくり」がこのほど、地域の魅力や日々の暮らしなどを紹介する冊子「門前日誌-見る、言う、聞く-」の第弐巻を発行した。

 同法人の若手メンバーが中心となって門前町での暮らしや発見、魅力などを自由につづっている。ウェブマガジンで掲載しているものを昨年初めて冊子にまとめ、今回が2冊目となる。

 今回は「くらしのあと」をテーマに、門前町で暮らす人にインタビューした記事などを掲載。同法人の高橋広野(たかはしこうや)さん(30)は「いろんな人の視点で日光を見ると、違った捉え方や感じ方に気づくことができて面白い」と話す。

 インターンシップで日光を訪れた大学生の話や変化する町の様子など、ウェブに載せた記事も抜粋して掲載。高橋さんは「多くの人に冊子を読んでいただき、ぜひ感想や日光の話を聞かせてほしい」と話した。

 冊子はA5判、20ページ。カフェ&ギャラリー仁右衛門(石屋町)や市役所のほか、門前町の店舗などでも順次配布する予定。同法人への問い合わせはメールnikkomonzen@gmail.com

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