広島県警「専門知識のバトンタッチ」知識・技能を次の世代へ伝える技能指導官を指名

広島県警は検視や特殊犯捜査など警察官の専門的な知識を次の世代へ伝える「技能指導官」5人を新たに指名しました。

今回、県警の森元本部長から「技能指導官」に指名されたのは検視や特殊犯捜査、薬物捜査など各分野において長年、実務経験を積んできた5人です。「技能指導官」はこれまで培ってきた専門の知識や技能を活かし、後継者の育成を担う目的で1995年から始まりました。これで現役の技能指導官は36人となります。

■地域部地域課 西尾拓哉 警部補

「ここからいかに(現場に)先着する警察官を訓練していけるか。今スタートラインなので気の引き締まる思い。動ける、初動対処の出来る警察官を育成していきたい」

指名された技能指導官は今後、職務にあたりながら講義や訓練を通し若手警察官などの指導にあたっていきます。

《2023年8月18日》

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