失業率、前月より下降し2・8%

特区政府統計処は8月17日、2023年5~7月号の失業率(速報値)を2・8%と発表。前月発表(4~6月)より0・1ポイント下降した。中でも飲食サービス、運輸、情報・通信、不動産業界での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は1・1%で前月発表と同じだった。就業者数は約1万9200人増えて約370万8000人。労働人口は約1万7300人増えて約381万9700人。失業者数は約1900人減って約11万1700人となっている。消費および観光関連業界(小売、ホテル、飲食サービス業)を合わせた失業率は前月発表に比べ0・3ポイント下降の3・7%。うち小売業は同0・2ポイント下降の3・3%、ホテル業は同0・2ポイント下降の2・8%、飲食サービス業は同0・5ポイント下降の4・3%だった。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について、香港の経済活動の回復に伴い、労働市場は今後さらに一歩改善するだろうと述べた。【●=草かんむりに函】

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