高齢入院患者の在宅復帰を支援/岡山市に専門病院「川崎医科大学高齢者医療センター」9月開院【岡山市】

病気やけがで入院した高齢者に対し、急性期病院から自宅に帰るまでのワンステップを支援する専門病院「川崎医科大学高齢者医療センター」が9月1日、岡山市北区に開院します。
建物は5階建てで、1階には加齢に伴う複数の疾患を総合的に診療する「老年症候群外来」や、認知症の診断・カウンセリングを行う「もの忘れ外来」があります。治療には医師や看護師だけではなく、管理栄養士や社会福祉士など多様な専門職が関わる体制です。
3階と4階が入院用のフロアで、病床は102床あります。
また5階のリハビリテーションセンターでは退院後を想定し、日常生活で使う体の機能を整えるための訓練を行います。
8月18日、マスコミ向けの内覧会があり、川崎医科大学高齢者医療センターの柏原直樹病院長は「センターは、今後必要な高齢化社会における医療や福祉のあり方、それを担う人材の育成、これを開発するという大きな役割を担っています」と話しました。

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