ユヴェントスが23-24新サードユニを発表!「建築物」と「ゴールキーパー」を同時に讃えるリブ編みデザイン

イタリア1部のユヴェントスとキットサプライヤーのadidasは17日、2023-24シーズンで着用する新サードユニフォームを発表した。

Juventus 2023-24 adidas Third

ユヴェントス 2023-24 adidas サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームはダークカラーを基調色に採用。ブラックにも見える色はダークグレー(チャコール)で、差し色にアイボリーホワイトを配する。

パンツとソックスもチャコールを基調としたデザインを採用し、全身ダークカラーのキットが完成。

今回のデザインには「トリノの街の産業と建築」と「過去のGKユニフォーム」という、珍しい組合せの要素を盛り込んだデザインだという。

このサードユニフォームの大きな特徴の一つが、襟と袖口の大胆でクラシックなリブ編み。

最近ではここまで目立つリブ編みを取り入れるユニフォームは珍しいが、このリブ部分にオマージュとしてトリノの街を代表する建築デザインの要素を反映させているという。

具体的な建築物の名は明かされていないが、例えばトリノを象徴するドーム型のタワー「モーレ・アントネリアーナ」の外観などは、このリブ編みのイメージに近いような気もする。

もう一つの要素である「過去のGKユニフォーム」だが、ユヴェントスでは70年代から2000年代前半まで、GKユニフォームにブラックなどのダークカラーを使うことが多かった。

モイーズ・キーンがわざわざグローブを付けてボールを持っているのも、ディノ・ゾフ、アンジェロ・ペルッツィ、ジャンルイジ・ブッフォンなど、過去に偉大なゴールキーパーたちが着用したユニフォームへの敬意の表れだ。

【関連記事】“あの2人”がいた時代!「10年前のイタリア・セリエA」順位とユニはこうだった

今週開幕する2023-24シーズンのセリエA。ユヴェントスは20日に行われる敵地でのウディネーゼ戦で、この新サードユニフォームを着用する。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

© 株式会社ファッションニュース通信社