チェルシー行き頓挫のアダムス、ボーンマス移籍が決定的に

[写真:Getty Images]

リーズ・ユナイテッドのアメリカ代表MFタイラー・アダムス(24)はボーンマスに移籍するようだ。

昨夏にRBライプツィヒからリーズへと移籍し、主力として公式戦26試合に出場したアダムス。しかし、チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格し、今夏は中盤の補強を目指すチェルシーが獲得に動いていた。

アダムスと個人合意に達していた様子のチェルシーは2000万ポンド(約37億円)の契約解除条項を行使しての獲得が決定的とみられていたが、本命のエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)やベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)を巡る動きに注力。アダムスのチェルシー行きは頓挫していた。

イギリス『デイリー・メール』によると、この後に素早く動いたのが昨シーズン、プレミアリーグ残留に成功したボーンマスだったとのこと。18日にはメディカルチェックをパスし、このまま契約書にサインすることになるという。

なお、イギリス『The Athletic』によると、ボーンマスは契約解除条項の期限切れを主張しているようで、2300万ポンド(約42億6000万円)+アドオンでクラブ間合意に至ったとのこと。昨シーズン終盤にハムストリングの手術を行ったアダムスは復帰までまだ時間がかかる見込みだが、9月のインターナショナルマッチウィーク明けの復帰を目指しているようだ。

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