トッテナムがポステコグルー体制リーグ戦初勝利。マンチェスター・ユナイテッドは決定機生かせず|プレミアリーグ

写真:トッテナムが難敵マンチェスター・ユナイテッドを下した

19日、プレミアリーグ第2節が行われ、トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

前節ブレントフォードとのロンドン勢対決を2-2のドローで終えたスパーズはスターティングメンバーを2枚変更。ペドロ・ポロとパペ・サールが新たに先発に名を連ねた。

対するマンチェスター・ユナイテッドは、強度の高いプレスに苦しみながらも1-0で辛勝したウルヴス戦と同じ11人でのスタート。マーカス・ラッシュフォードやブルーノ・フェルナンデスらが順当に先発出場を果たした。

試合は開始から両チームともに相手ゴールに迫るものの最終局面での精度を欠き、なかなかチャンスを生かすことができない。マンチェスター・ユナイテッドは26分、アレハンドロ・ガルナチョが放ったシュートがペナルティエリア内でクリスティアン・ロメロの手に当たったものの、ノーハンドの判定となり局面を変えるには至らなかった。

一方のスパーズは40分に立て続けに決定機。ソン・フンミンからの丁寧な落としに走り込んできたペドロ・ポロがダイレクトで右足を振り抜くと、鋭いシュートはクロスバーを叩く。そのこぼれ球の流れからサールが上げたクロスがルーク・ショーの足に当たりゴール方向に向かうが、これも右のポストをヒットし得点とはならなかった。

後半に入って間もない49分、ホームのスパーズが均衡を破ることに成功する。右サイドの深い位置までボールを運んだデヤン・クルゼフスキからのクロスがリサンドロ・マルティネスに当たり、ゴール前に流れたところにサールが詰めて待望の先制点を奪った。

追いかける展開となったマンチェスター・ユナイテッドは66分にクリスティアン・エリクセン、ジェイドン・サンチョ、ディオゴ・ダロトら攻撃的な選手を一挙投入し反撃のチャンスを探る。

しかしこの試合2点目を奪ったのはスパーズ。左サイドのイヴァン・ペリシッチからの裏へのパスに抜け出したベン・デイヴィスが後方からの難しいボールを左足で合わせる。シュートは上手くミートしなかったものの、グラウンダーのボールがリサンドロ・マルティネスに当たりゴールへ吸い込まれた。

試合はこのままタイムアップ。ホームのスパーズがポステコグルー新体制でリーグ戦初勝利を飾り、次節アウェイのボーンマス戦に弾みをつけた。一方の敗れたマンチェスター・ユナイテッドは次節ホームにノッティンガム・フォレストを迎える。

◉試合結果
トッテナム 2-0 マンチェスター・ユナイテッド

49分 1-0 パペ・サール(トッテナム)
83分 2-0 OG(リサンドロ・マルティネス/トッテナム)

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