開幕戦でのDFティンバーの負傷を受け、アーセナルがラポルトへ興味

写真:アーセナルからの関心が伝えられているラポルト ©Getty Images

アーセナルがマンチェスター・シティのDFアイメリク・ラポルト獲得へ興味を示しているようだ。イギリスメディアの『Football.london』が伝えている。

アーセナルに所属するオランダ代表DFユリエン・ティンバーは、12日に行われたプレミアリーグ開幕戦にて負傷交代を余儀なくされた。戦線復帰までは早くとも2024年2月までかかるとされており、長期離脱が見込まれている。そこで、ティンバーと同様にディフェンスラインの複数ポジションでプレー可能なラポルトをリストアップしているという。

昨シーズン、ラポルトはヒザの負傷により開幕に出遅れ、その間にDFナタン・アケにポジションを明け渡すことになった。迎えた今シーズン、マンチェスター・シティは公式戦2試合を消化しているが、ラポルトはともにベンチスタートとなっており、ジョゼップ・グアルディオラのファーストチョイスには入っていないと見られる。

ラポルトが加入した場合、レアル・ソシエダからの関心が伝えられているキーラン・ティアニーやインテルからの興味が報じられる冨安健洋の去就にも影響を与える可能性があるだろう。

一方、シティは同選手のアーセナルへの売却は消極的であるとの見方もある。昨シーズン、シティと終盤まで激しい優勝争いを演じたチームへの加入となれば、ライバルチームの戦力補強となってしまうからだ。

アーセナルは今夏の移籍市場においてすでに2億3千万ユーロ(約360億円)を費やしており、今シーズンへ懸ける意気込みが見て取れる。ガブリエウ・ジェズス、オレクサンドル・ジンチェンコに続く“マンチェスター・シティ発、アーセナル行き”の移籍は成立するのだろうか。

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