7店のこだわりの「ひゅうが丼」楽しんで 津久見市でキャンペーン【大分県】

キャンペーンでは津久見市内の飲食7店がこだわりのひゅうが丼を提供する=津久見市中央町の市観光協会
「食べ比べを楽しんで」と話す「cafe・鍋もくれん」の三木有希店長=津久見市高洲町の「cafe・鍋もくれん」
甘辛いたれに漬けたマグロがたっぷりのった「cafe・鍋もくれん」のひゅうが丼

 【津久見】津久見市観光協会は、市名物「ひゅうが丼」のキャンペーンを展開している。市内の飲食7店がこだわりの丼を提供。抽選で食事券などが当たるスタンプラリーも実施している。9月30日まで。

 ひゅうが丼はマグロ漁が盛んだった市内保戸島の郷土料理。マグロの切り身に特製のごまだれをかけ、ご飯にのせた丼で、漁師が船内で食べていたとされる。

 市内高洲町の「cafe・鍋もくれん」は、甘辛いたれに漬けたマグロをたっぷりのせたひゅうが丼(税込み900円)を用意している。薬味はショウガとネギで、元祖保戸島の味に近いのが売り。同店の看板メニュー、マグロチャンポンと組み合わせた半チャンセット(同1400円)も人気だ。

 三木有希店長は「甘いのが苦手な人はワサビを付けると風味が変わっておいしい。それぞれの店で薬味やたれの味が違うので、食べ比べると面白いはず」。

 スタンプラリーはひゅうが丼を食べ、市内の菓子店や土産店で500円以上の買い物をしてスタンプを集めると応募できる。

 同協会は「ハーフサイズを注文できる店舗もある。女性や子どもも気軽に地元の味を楽しんでほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは同協会(0972.82.9521)。

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