〈さがプログラミングアワード〉ソフト使い、親子で作品制作 アイデアや完成度競う 10月16日まで作品募集〈〉かっこ

プログラミングに挑戦する小学生ら=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀県内の小学生がプログラミングのアイデアや完成度を競う「さがプログラミングアワード2023」(佐賀新聞社主催、公共デザインイニシアティブ共催、学映システム特別協賛)に向けた作品制作会が19日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。県内の小学生と保護者17組がプログラミングソフトを用いて作品を作った。

 低学年の部に参加した児童は「私が考えるたのしいみらい」というテーマに沿って、各自が考えた設計図を基にプログラミングした。ソフト上の空間に動物や人間などのキャラクターを配置し、吹き出しや音声で会話したり、動いたりするように指示した。思い通りに画面上のキャラクターが動作をすると、参加者は親子で笑顔を見せていた。

 白石小3年の橋本智三さんは「プログラミングのどこか一つ違えば、全部動かないと知った。間違っているところに気付き、カニが競走するレースができた時はうれしかった」と話した。

 さがプログラミングアワード2023は、佐賀県在住または在学の小学生を対象に10月16日まで、プログラミング作品を募集している。問い合わせは事務局、電話0952(28)2151。(北川尊教) 

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