佐賀のりのおいしさをPRしようと県有明海漁協南川副支所女性部が10日、地元の佐賀空港(佐賀市川副町)で利用者に佐賀のりを無料配布した。一番摘みの高級のりを、帰省客らが笑顔で受け取っていた。
2004年から取り組んでおり、コロナ禍を経て4年ぶりに開いた。南川副地区産のブランド「きっ推」の焼きのり半切2枚を1パックにして400袋を用意した。14人がそろいのハッピを着て、出発と到着ロビーで観光客や帰省客らに「地元の自慢ののりです。おいしいですよ」と声をかけて手渡した。
江島はるみ部長(65)は「一番摘みは、やわらかくて口溶けがいい。なかなか出回らない良いのりなので、おいしさをぜひ味わってほしい」と話した。(古賀真理子)