2025年全国椿サミット 長崎・五島大会 ロゴマークが決まる 「ツバキの島」をPR

実行委の会合で決定した全国椿サミット五島大会の公式ロゴマーク

 2025年「第35回全国椿サミット」の開催地に内定している長崎県五島市で17日、実行委員会の第1回会合があり、大会テーマや公式ロゴマークを決めた。
 サミットは、ツバキを活用した地域振興を目的に毎年開催。ツバキやサザンカを市町村の花木にしている全国44自治体の愛好家や職員が集い、約300人の来島を見込んでいる。五島市では05年に開催。20年に「国際ツバキ会議」と同時に開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止した。
 実行委は市内の商工、観光関連の代表など約20人で構成し大会の企画や運営を担う。会合では、日程を25年2月または3月の2日間、メイン会場を福江文化会館(池田町)と決め、各種媒体でPRすることなどを本年度事業計画に盛り込んだ。大会テーマは20年に公募で選定されていた「GO to 五島!椿の島で会いましょう!」。公式ロゴマークは左隅に「CAMELLIA(英語でツバキの意味)」と五島の頭文字のCとGのマークに花をあしらったデザインに決めた。
 会合に先立って開いた実行委の設立総会で、大会会長に選出された野口市太郎市長は「全国から愛好家に来ていただき、五島を『ツバキの島』とPRしたい」と話した。

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