ロボット「Sota」の動作をプログラム 一関で小学生向け体験教室

自分たちの指示で動くロボットに喜ぶ子どもたち

 小学生向けプログラミング体験教室(岩手日報社、岩手大主催、キオクシア岩手特別協賛)は19日、一関市大手町の岩手日報一関ビルで開かれ、約40人が創作の面白さに触れた。

 NTT東日本岩手支店(盛岡市)が用意したパソコンとロボット「Sota(ソータ)」を使用。子どもたちはグループごとにドーナツ屋など個性あふれる店を考え、学生らに教わりながら看板メニューのせりふや拍手などの動作を入力して「オリジナル店員ロボット」を完成させた。

 一関・山目小4年の藤堂美月さんは「ロボットに感情が芽生えたようで楽しかった。手伝いロボットなどの技術が将来活躍すると思った」と学びを深めた。

 教室は20日まで岩手県内7会場で全14回開催。12月に最終審査する、小学生プログラミングコンテスト県大会の出場者を9月15日まで募集している。

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