日本体操協会は20日、体操女子で昨年の世界選手権平均台金メダルの渡部葉月(筑波大)が、来年のパリ五輪の出場権が懸かる世界選手権(9~10月・ベルギー)を欠場すると発表した。18日に平均台の練習で左膝をひねり、前十字靱帯損傷と診断された。畠田千愛(セントラルスポーツ)が代わりに出場する。
渡部は、補欠から繰り上がりで出場した昨年の世界選手権で日本女子最年少の金メダルに輝いた。今年4月には個人総合で争う全日本選手権を初制覇した。
日本女子は今年の世界選手権団体総合の予選で、パリ五輪の残り9枠の出場権を目指している。