日田市に進撃の巨人ミュージアム別館が開館 原画などずらり、諫山さんのコメントも【大分県】

テープカットで開館を祝う関係者=日田市高瀬
原画を楽しむファンたち=日田市高瀬のミュージアム別館
多くのファンでにぎわうミュージアム別館
原画を楽しむファンたち

 【日田】人気漫画「進撃の巨人」の原画などを多数そろえた「進撃の巨人in HITAミュージアムANNEX(アネックス)」が20日、日田市高瀬のサッポロビール九州日田工場の敷地内にオープンした。作者諫山創(はじめ)さんの出身地、同市大山町にある本館の別館。

 展示面積は約350平方メートル。単行本(全34巻)の各巻の中から、諫山さんが思い入れのある計86ページを選びコメントを寄せている。諫山さんの幼少期の写真やイラストも含め、約120点を展示している。

 開館式で主催者の「進撃の日田まちおこし協議会」の稲葉孝政会長(66)らがテープカットをして祝った。

 家族と訪れた小学3年の杉山瑛虎(あとら)君(8)=東京都=は「お小遣いで全巻買いそろえた。諫山先生が細かく考えていたことが分かって、すごいと思った」と喜んでいた。

 入場チケット(18歳以上500円)をオリジナル記念カードと交換できる。17歳以下無料。開館時間は午前10時~午後7時。定休日なし。

 問い合わせは同協議会(050.5370.0203)。平日のみ対応。

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