アンデスの音色、温泉街に響く 那須塩原でプロアマ20団体が演奏

民族音楽を演奏するアマチュア団体

 【那須塩原】アンデス地方の民族音楽が楽しめる「音魂祭2023~塩原温泉~」(同祭実行委員会主催)が19、20の両日、塩原の塩原もの語り館などで開かれた。

 民族音楽を多くの人に知ってもらおうと企画し、今年で10回目。昨年は新型コロナウイルス禍の影響で規模を縮小したが、今年は通常の規模で実施した。

 2日間で県内外のプロやアマチュア約20団体が演奏などを行った。演奏者らは、民族衣装に身を包み、民族楽器のケーナと呼ばれる縦笛や牛の皮を用いた太鼓で音色を奏でた。

 聴衆は、体を揺らしたり手拍子をしたりして演奏に聴き入っていた。

 宇都宮市中岡本町、主婦中山由美子(なかやまゆみこ)さん(69)は「塩原の自然を感じながら、心地よいケーナの音色に癒やされた」と話した。

出演者と観客が一体となり盛り上がったジャズフェスティバル

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