鶴岡市中心部をにぎやかな踊りで盛り上げる「おぃやさ祭り」が20日、同市の鶴岡山王通りで開かれた。参加者が威勢のいいかけ声を響かせ、躍動感のある踊りを披露した。
18団体の約200人が参加し、日中は多彩なジャンルのダンスを発表した。夕方からの「流し踊り」は民謡「庄内はえや節」の生演奏に合わせ、色とりどりの衣装を着た踊り手が登場。「おいやさー、おいやさー」のかけ声とともに鳴子を鳴らし、飛び跳ねたり、大旗を掲げたりして観客を楽しませた。
江戸時代に市内で三日三晩踊り明かす大きな盆踊りがあったという伝承にちなみ、地域の活性化につなげようと、実行委員会が毎年開催している。今年で19回目。