B・フェルナンデス、将来的なブラジル行きを排除せず 「ノーと言う理由がないね」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが将来的なブラジル行きを示唆した。イギリス『ミラー』が伝えている。

今シーズンからユナイテッドのキャプテンに就任したブルーノ。チームリーダーの1人であると同時に替えが効かない攻撃の核であり、2020年1月の加入から現在までで通算187試合に出場し、64ゴール54アシストという素晴らしい数字を誇る。

ユナイテッドとの現行契約は2026年6月まで残っており、1年間の延長オプションも付帯。契約完全履行なら、あと4シーズンはオールド・トラッフォードに留まることとなるが、今年9月には29歳となり、すでに選手キャリアの後半戦を迎えていると言ってよいだろう。

『ESPN』のインタビューに応じたブルーノは母国ポルトガルと言語を共有するブラジルでのプレーに少なからず興味があり、将来的に向かう可能性はゼロではないと語った。

「できる限りブラジルサッカーの動向も追いかけているんだよ。なぜなら、ブラジルのサッカーは魅力的で、クオリティが高く、純粋な喜びもある。1対1の攻防なんかも刺激的だ」

「自分の遠い未来について話すのはあまり好きじゃない。けど、さっきも言った通り、ブラジルには魅力的なサッカーがあり、とっても面白い。唯一の懸念は(欧州から)ブラジルへの移動は時間がかかるってことかな(笑)」

「たくさんのハイレベルな大会があり、多くのクラブがコパ・リベルタドーレスやコパ・スダメリカーナにも参戦できる。ノーと言う理由がないね。ブラジルのサッカーはとても魅力的で、僕の未来がどうなるかは決して知り得ない」

ブルーノは「遠い未来について…」とも語ったように、早急なユナイテッド退団は考えていないだろう。それでも選手キャリア終盤における選択肢を考える時期には来ているようだ。

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