王者バイエルン、ケインのブンデス初ゴールなどで快勝。板倉滉もブンデス初ゴール|ブンデスリーガ

写真:デビュー戦で1G1Aと結果を残したケイン ©Getty Images

8月18日から20日にかけて、ブンデスリーガ開幕戦となる第1節の9試合が行われた。

11連覇中のバイエルンはアウェーでブレーメンと対戦。開始早々、新戦力ハリー・ケインとのワンツーで抜け出したレロイ・サネがゴールネットを揺らして先制すると、74分にはケインがブンデスリーガ初ゴールを記録。試合終了間際にも2点を追加し、バイエルンが王者の貫禄を見せつけた。ケインは1ゴール1アシストと上々のブンデスリーガデビューを飾った。

ドルトムント vs ケルンの一戦は、両チームともに決め手を欠く中で時間が推移し、そのまま引き分けに終わるかと思われた88分、CKの流れからドニエル・マレンが押し込み、これが決勝点に。ドルトムントが1-0で勝利を収めた。

主将の遠藤航をリヴァプールに放出したシュトゥットガルトはホームでボーフムと対戦。シュトゥットガルトでは伊藤洋輝が左サイドバックで先発出場、原口元気はベンチ入りし、ボーフムは浅野拓磨が先発出場した。試合はセール・ギラシとサイラス・ワマンギツカが2ゴールずつを奪うなど効果的に得点を重ねたシュトゥットガルトが5-0の快勝を収めた。

板倉滉がセンターバックで先発出場したボルシアMGはアウェーでアウクスブルクと対戦。試合は13分、CKから板倉がブンデスリーガ初ゴールとなるヘディングシュートを決めてボルシアMGが先制したものの、その後は壮絶な打ち合いに突入。最終的には4-4の引き分けに終わった。

フライブルクはホッフェンハイムとのアウェーゲームに2-1で勝利。堂安律はベンチスタートし、試合終盤に出場したものの得点には絡まなかった。鎌田大地がラツィオに移籍したフランクフルトはダルムシュタットとホームで対戦。40分にランダル・コロ・ムアニが決めたゴールを守り切り、1-0で勝利を収めた。長谷部誠はベンチスタートとなり、65分から出場した。

レヴァークーゼンはライプツィヒに3-2で勝利。ヴォルフスブルクは前半の早い時間帯にヨナス・ウィンドが2ゴールを奪い、ブンデスリーガ初挑戦となるハイデンハイムに完封勝利を収めた。ウニオン・ベルリンはケヴィン・ベーレンスがハットトリックの活躍を見せ、マインツに4-1の勝利を収めた。
 

◉ブンデスリーガ 第1節 結果

ブレーメン 0-4 バイエルン
レヴァークーゼン 3-2 ライプツィヒ
ヴォルフスブルク 2-0 ハイデンハイム
ホッフェンハイム 1-2 フライブルク
シュトゥットガルト 5-0 ボーフム
アウクスブルク 4-4 ボルシアMG
ドルトムント 1-0 ケルン
ウニオン・ベルリン 4-1 マインツ
フランクフルト 1-0 ダルムシュタット

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