フリアン・アルバレスの先制点を守りきったシティが開幕連勝スタート|プレミアリーグ

写真:再三のチャンスメイクで勝利に貢献したフォーデン

8月19日、プレミアリーグ第2節のマンチェスター・シティvs ニューカッスルの試合がエティハド・スタジアムで行われた。 

ホームチームのマンチェスター・シティは直近の公式戦であるUEFAスーパーカップのセビージャ戦より、DFナタン・アケをルベン・ディアスに、MFコール・パーマーをFWフリアン・アルバレスへと変更。

一方のニューカッスルは、第1節のアストン・ヴィラ戦のスターティングメンバーからメンバー変更はなし。今夏にレスターから加入し、開幕戦では途中出場ながら1ゴール1アシストを記録したMFハーヴィー・バーンズは今節もベンチからのスタートとなった。

試合はマンチェスター・シティがボールを支配し、時には後方からのビルドアップ、また時には中盤を飛ばしての前線へのロングフィードからチャンスを作る展開となる。12分にピッチ中央付近でジョエリントンへプレッシャーをかけると、そのプレーがミスを誘発。ハーランドがフォーデンとのパス交換からペナルティエリア内へ侵入するが、トラップを誤りシュートまでは持ち込めない。

すると30分に試合が動く。マテオ・コヴァチッチからの縦パスを受けたフォーデンがドリブルでペナルティエリア内へ侵入すると、ペナルティアーク付近でフリーとなっていたフリアン・アルバレスへラストパス。ノープレッシャーとなったアルバレスが豪快に右足を振り抜くとボールはゴール左上に突き刺さり、マンチェスター・シティが先制する。

一方のニューカッスルは、ファイナルサードでのボール保持こそできるものの、決定的なチャンスは生み出せず。前半はマンチェスター・シティの1点リードで折り返す。

後半開始から10分はどちらも決定的なチャンスは作れない。すると56分、流れを変えるべくニューカッスルは2枚交代に出る。FWアントニー・ゴードンに変わりバーンズを、ジョエリントンに変えてMFのショーン・ロングスタッフを投入する。

しかし、流れは変わらずマンチェスター・シティのハーランドに連続してチャンスが訪れる。59分、フォーデンが巧みな上体フェイントからフリーでボールを受けると、前線のハーランドにスルーパス。GKとの1対1の局面になりかけたが、ギリギリのところでDFファビアン・シェアがスライディングでクリア。シュートまでは持ち込めない。

63分そして64分には再びフォーデンのチャンスメイクからチャンスを迎えたハーランドだが、再三のチャンスもゴールは奪えずこの日は不発に終わる。

試合はこのまま終了し、ホームチームのマンチェスター・シティが逃げ切りに成功。前人未到のプレミアリーグ4連覇へ向け最高のスタートダッシュを切っている。アウェイチームのニューカッスルは開幕戦で5得点の攻撃陣がこの日は沈黙し、完封負けとなった。

次節、マンチェスター・シティはアウェイでシェフィールド・ユナイテッドと、ニューカッスルはホームにリヴァプールを迎える。

◉試合結果

マンチェスター・シティ 1ー0 ニューカッスル

31分 1−0 フリアン・アルバレス (マンチェスター・シティ)

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